Zwiftには仮想空間を一緒にライドしてくれる「ペースパートナー」というアバターがいます。ペースパートナーのレベルと、ペースパートナーと走るメリットについてまとめました。
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Zwiftの仮想空間をライドする際、ミートアップや知り合いと合わせてライドする以外は、基本的に一人でのソロライドになります。
ソロライドだと単調になったり、モチベーションが上がらないという人のための機能が「ペースパートナー」です。
ペースパートナーはプログラムで動く仮想アバターなので、人ではありません。見た目が半透明なところからも、Zwifterでないことは分かりますね。
Zwiftのペースパートナーはかつては4人でしたが、2022年5月のアップデートでDカテゴリに3人増えて、合計7人から選ぶことができます。
| 名前 | ランク | パワー(W) | パワー(PWR) |
|---|---|---|---|
| Amelia Anquetil | A | 274W | 4.2 w/kg |
| Bowie Brevet | B | 265W | 3.3 w/kg |
| CoCo Cadence | C | 165W | 2.5w/kg |
| Danny Draft | D | - | 2.15 w/kg |
| Diego Duke | D | - | 1.8 w/kg |
| Diesel Dan | D | 125W | 1.5 w/kg |
| Dorothy Duster | D | - | 1.15 w/kg |
基本的には、自分のPWRに合わせてパートナーを選ぶ形になりますが、Zwiftに慣れていない方は、Dランクから初めてみるのがオススメです。
2022年5月のアップデートの前は、Dランク(1.5w/kg)とCランク(2.5w/kg)の間は1w/kgでしたが、Dランクが拡充されたため、初心者の方にとって、ペースパートナーが使いやすくなりました。
ちなみに、AランクのAmelia Anquetilを選ぶと、ただでさえ速いパートナーなのに、タフな山岳ルートを走ってたりするので、かなりキツいライドになるので覚悟しておきましょう。
ペースパートナーは常に走っているわけではなく、日本時間の「2:30~12:30」と「14:30~0:30」の1日20時間だけ。日本時間の「1:30~3:30」と「13:30~15:30」はメンテナンスタイムとして、パートナーが走っていないので注意しましょう。
また、これまでのペースパートナーは、Watopiaのみを走っていていましたが、2021年12月のアップデートで、Watopiaの他に、Makuri Islandも走るようになりました。その後、2022年5月のアップデートでWatopiaに3人のペースパートナーが追加されました。
走るルートの選択肢が増えたことで、ペースパートナーとのライドが単調にならずに済みますね。
Zwiftでソロライドをしていると、他のZwifterについていって足がなくなったり、逆にペースが遅くなってしまったりすることがあります。
一方で、ペースパートナーはそれぞれのランクに合わせて一定のペースで走ってくれるので、ペースパートナーについて行くだけで、周りのペースに合わせないで一定の負荷をかけてトレーニングができます。
Zwiftでライドをすると、Zwift内で使えるロードバイクのフレームやホイールなどを購入するための仮想通貨「ドロップ」を獲得できます。
このドロップを獲得するペースが、ペースパートナーと一緒に走っている時だけ増える仕組みになっています。
まずはボーナスなし(1倍)でスタートして、プログレスバーが一杯になると1.2倍、1.4倍、1.6倍、1.8倍、2.0倍と0.2倍刻みでボーナスの割合が増えていきます。2倍になると、次は1倍に戻ります。
最大で2倍になるので、エアロ効果の高いフレーム・ホイールや、かっこいいジャージを獲得したいという方は、ペースパートナーと一緒に走ると早くドロップを獲得できると覚えておきましょう。
Zwift公式フォーラムによると、ペースパートナーについて、この夏を通して重大な更新を定期的に行うと発表しています。
We will be making significant and regular changes to these Pace Partners throughout the summer.
Game Update 1.25 - May 12, 2022 | Zwift Forum
今後のアップデートに期待しましょう。