Zwift用のスマートトレーナーを中古で買う時のポイント

なるべくコストをかけずに本格的にZwiftを楽しみたい人に良い選択肢になるのが中古のスマートトレーナー。スマートトレーナーを中古で買う時のポイント、スマートトレーナーならではのハマりポイントをまとめました。

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Zwiftに対応しているかを必ずチェックしよう

Zwiftはバーチャルサイクリングアプリの中でも、対応するローラー台が広いアプリですが、「接続できない」「パワーが表示されない」などのトラブルを回避するためにも、Zwiftが公式に対応スマートトレーナーを使うのがベストです。

購入したいスマートトレーナーがZwiftが公式に対応しているかは、Zwiftのサポートページでチェックが出来ます。

Zwift対応トレーナー | Zwift SUPPORT

計測できるデータをチェックしよう

Zwiftでは、どんなデータを計測できるかでライドやプレイの快適さが変わってきます。

ここ数年で発売されたスマートトレーナーは、パワー計測できるモデルがほとんどですが、中古の古いスマートトレーナーは、パワー計測機能がなく、スピードしか計測できないモデルもあります。

パワーが計測できなくてもパワーメーターを取り付ければパワー計測は可能ですが、せっかくスマートトレーナーを買うなら、数万高くてもパワーメーター搭載モデルを選んだ方が後悔が少ないでしょう。

PC・スマホとの接続方法を確認しよう

スマートトレーナーは、パワーやスピードなどをPC・スマホなどに送信することが出来ますが、どの通信方式でやりとりをするかはモデルによって異なります。

現行のスマートトレーナーはBluetoothとANT+の両方に対応していることがほとんどですが、中古市場にある古いスマートトレーナーにはANT+でしかデータ送受信ができないモデルもあります。

ANT+でもZwiftはプレイできますが、その場合は、PC・スマホ側にANT+ドングルが必要になるので、その点を理解しておきましょう。

古いバージョンでないかをチェックしよう

スマートトレーナーはここ数年で劇的に進化をしていて、パワー機能や自動負荷機能、静粛性や低振動など、数年前のモデルとは別物と言って良いほど改善されていることがあります。

WahooのKICKRがわかりやすい例で、2014年に発売された初代KICKRは「うるさすぎる」という悪評がありますが、現行のv5では「驚くほど静か」になっています。

つまり、同じスマートトレーナーでもモデルやバージョンによって別物と言えるほどなので、きちんと何年製でレビューはどうなのかをチェックするようにしましょう。

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国内で修理ができるかを確認しよう

スマートトレーナーはサイズも大きく、手軽に処分ができない機器です。中古で安く買えたのはいいけど「すぐに壊れてしまった」ではお金の無駄遣いになってしまうので、きちんと日本国内で修理を受け付けてもらえるかもチェックしましょう。

特に海外メーカーのスマートトレーナーは、「日本代理店経由の購入証明書がないと修理不可」というケースが多いので注意が必要です。

その意味では、中古でスマートトレーナーを買うなら、ミノウラ、グロータックの日本メーカーを選ぶのがベストです。

新品の格安スマートトレーナーも比較しよう

Zwiftをプレイするのに中古でスマートトレーナーを選ぶ方は、Zwiftの初期コストを下げたいという方が多いでしょう。

もし、スマートトレーナーの費用を安くしたいのであれば、現在では新品で安いスマートトレーナーがたくさん出ているので新品のスマートトレーナーもチェックしましょう。

先ほど解説したとおり、古いバージョンのスマートトレーナーは機能や騒音面でのデメリットも多いので、予算にあと数万出して現行のスマートトレーナーが買えるなら、中古を買うよりも現行品をオススメします。