ローラー台トレーニングをすると意外と悩みの種となるのが、ローラー台から発生する騒音。ローラー台トレーニングの静音対策をまとめました。
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3本ローラーなどで特に顕著なのが、振動による騒音。
ただでさえうるさいローラー台ですが、ローラーが回転する振動や音が床や壁、天井など共振してさらにうるさくなってしまいます。
この場合は、ローラー台の下に防音マットを敷くと騒音がやや軽減されます。防音効果はそこまで高くないですが、汗や油の汚れを防ぐ効果もあるので、一枚は持っておきたいローラー台アイテムです。

ローラー台は、ロードバイクのタイヤとローラーを擦り付けて回転させる仕組みなので、タイヤとローラードライブに摩擦音が発生します。
通常のロードバイク向けタイヤでも十分トレーニングはできますが、静音性を求めるのであれば、ローラー台専用のタイヤの導入を検討してみましょう。
ローラー台専用タイヤでは、
などが有名です。
外で走っているときは気になりませんが、室内でローラー台トレーニングをしていると意外と気になるのがドライブトレインの騒音。(不具合による異音ではなく、駆動音)
具体的には、
あたりです。
これらを根本的に改善するにはコンポの交換が必要ですが、ちょっとしたセッティング(調整)や洗浄・注油などでも十分に音が小さくなるので、一度試してみてください。

ダイレクトドライブ式のローラー台は、負荷調整機能やZwift対応などの機能面に目が行きがちですが、高価格帯のモデルほど静音性に優れています。
ローラー台から発生する音は、ドライブの回転音とタイヤの摩擦音、ローラー台自体の振動音がほとんどですが、ダイレクトドライブ式の場合はドライブの回転音しか発生しないため、この点でかなり優位です。
ネックは価格で、静音性が高いモデルほど高く、20万円近くするものがほとんどになってしまいますが、最近では、Xplova NOZA oneのように、10万円未満の静音ダイレクトドライブ・ローラー台も登場しているため、以前よりも選びやすくなっています。