Zwiftをプレイしてみたいけど、そのためにロードバイクを買いたくないという方は、手持ちのクロスバイクやママチャリでもZwiftはプレイ可能です。
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Zwiftのプレイ環境のうち、自転車周りで必須なのは、
の3つです。簡単に言えば、自転車のパワー・回転データが取得できればなんでも良いので、クロスバイクでも、ミニベロでも、ママチャリでも、パワーかスピードが取得できればZwiftがプレイできます。
現実的には、室内で自転車の走行をするために必須な「ローラー台」が自分の自転車に対応しているかが、その自転車でZwiftがプレイできるかの判断材料になります。
Zwiftをプレイするのに必須なローラー台は、ロードバイク、MTB向けに開発されているので、ローラー台の種類によってクロスバイクでは使用できないことがあります。特に大事なのがリアエンド幅と、エンド固定方式です。
ロードバイクは130mmリアエンド幅のクリックリリースか142mmリアエンド幅のスルーアクスルが多く、多くのローラー台がこれに対応しています。
一方で、クロスバイクは、
という複数のエンド幅、固定方法があって、自分のクロスバイクがどの方法かによって、使えるローラー台が変わってきます。一部のクロスバイクはナット固定モデルがあるので注意しましょう。ちなみに、ママチャリは固定式がほとんどです。
ナット固定モデルの場合は、リアエンドで固定する固定ローラー、ダイレクトドライブ式ローラーは使えないので、必然的にZwiftをプレイできるのは3本ローラーだけになります。
自分のクロスバイクに対応したローラー台、センサーが用意できれば、あとはロードバイクでZwiftをプレイするのと全く同じです。クロスバイクにこだわるのであれば、Zwift内のアバターが乗車するバイクを、MTBにするとZwift内ので見た目も合わせることができます。
Zwiftの場合、ローラー台で使っているバイクの性能はプレイ面での影響は小さいため、ロードバイクでもクロスバイクでも走行感は一緒です。
この辺りは、機材の性能で大きな差が出る実走との大きな違いですね。
ミニベロと呼ばれる小径車は、ホイールが小さいため、固定ローラーやダイレクトドライブ式のスマートトレーナーではほぼ使うことができないでしょう。ミニベロも公式に対応指定スマートトレーナーは、WahooのKICKRくらいです。
ミニベロで3本ローラーを使う際も注意が必要。ローラー台によっては、ホイールベース(前後輪のハブ間の距離)が長い自転車にしか対応していないモデルがあり、そうした3本ローラーではミニベロで走行はできません。