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ローラー台によって価格が異なる理由の最大の要因は機能の違いでしょう。
最新のローラー台で言えば、
あたりが主なローラー台の機能の違いです。
例えば、シンプルな3本ローラーはこれらの機能が全てありませんが、最新のスマートトレーナーであれば、ほとんどの機能を搭載しています。
これらの機能はローラー台で行うトレーニングの精度や密度、またはバーチャルサイクリングでの楽しさに連動する部分なので、「楽しさや精度にこだわらないのであれば、あまり重要な要素ではない」とも言えます。
パワー・スピード・ケイデンス計測機能や、自動負荷調整機能については、精度や再現勾配などによっても価格が違ってきます。
負荷が軽すぎるローラー台ではトレーニングになりませんし、ローラー台は室内で使うことが多いため、実は静粛性の違いは実運用を考えたら非常に重要なポイントです。
マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる方は、ローラー台が発する「微振動」と「回転ノイズ」は、確実に上下左右の部屋の方への騒音になります。
マットを敷くことである程度の対策はできますが、劇的に改善できるものでもないので、静粛性を求めるのであれば、やはり静粛性が高い、ある程度高価なローラー台を選ぶことになります。
Zwiftなどのバーチャルサイクリングの普及によって、ある程度ローラー台が認知されてきたこともあり、ローラー台メーカー各社は、動作時の静粛性の向上に力を入れていますが、メーカーが売りたいのは最新のハイエンドモデル。静粛性が高いのも当然ハイエンドモデルになります。
安くて静かなローラー台があればベストなのですが、静粛性を求めるとどうしても高価なダイレクト・ドライブ式のスマートトレーナーになってしまうのが現状です。
ローラー台を購入する際に静粛性を重要視するのであれば価格はある程度を覚悟する必要があります。
固定ローラー台や3本ローラーなどの、非スマートトレーナーであれば、通販などで1万円未満で購入が可能になっていますが、しっかりメーカーを選ばないと故障や不具合を引く可能性が高くなります。
ローラー台は負荷ユニットやローラーを高速で回転させる機器なので、ちょっとした精度や組み付けの悪さや、グリスアップ次第で騒音や異音、故障へとつながります。
安いローラー台がすぐに壊れるというわけではないですが、安いローラー台はメーカーのサポートも充実していないのが現実です。
どうせあまりサポートされていないなら、中古で有名メーカーのローラー台を格安で買うというのも選択肢に入れておきましょう。
まずは安価な3本ローラーなどでローラー台デビューをして、その後、ローラー台トレーニングにハマったら本格的なスマートトレーナーにアップグレードするというのはアリな方法です。
ただし、ローラー台は一度購入すると処分するのが意外と大変なスポーツ機器なので、「買うよりも処分する方がコストがかかった」ということも。
その辺りも考慮した上で購入するようにしましょう。